昭和54年機械工学科卒 行正 隆俊
2026年1月21日記
■ はじめに
昨年10月20日、福岡へ出かけたついでに、大分で復活したホバークラフトに乗ってきました。昭和に一度姿を消した乗り物が、2025年に正式運航として戻ってきました。
■ ホバークラフトとは?

ホバークラフトは、浮上用と推進用のエンジンを使い、上の写真のスカート下部から空気を噴き出し、船体を浮かせて走る乗り物です。波の影響をほとんど受けず揺れが少ないのが特徴で、水中翼船とは違い船体そのものが浮くため高速移動が可能です。
大分では昭和30年代後半〜40年代に運航されていましたが、採算の問題で廃止。その後、観光振興も兼ねて復活し、大分~大分空港1日4便と休日には別府湾遊覧航行があります。
■ 子どもの頃の憧れ
中学生の頃、ホバークラフトがブームになり、自作しようと資料を集めたことがあります。しかし、欲しかったエンジンが入手できず断念。「いつか乗りたい」という思いだけが残りました。
復活のニュースを聞き、定期運航が始まるのを待って、ついに念願の乗船が実現しました。
■ 大分駅から乗り場へ
福岡・天神から高速バスで約2時間で大分駅へ。ちょうど試験的に駅〜ホバーターミナル間の送迎バスがあり、20分ほどで乗り場に到着しました。
- 平日4便(明るい時間帯のみ)
- 運賃:2,500円(キャッシュレス)
■ いよいよ乗船


ホバークラフトは前方から乗船します。私はエンジン音やスカートの動きを見たくて後方の窓側へ。昼の便で9割ほど埋まっていました。
● 出発から海上航行(動画参照)
- 海側の斜面に乗り上げる形で停泊
- 浮上用エンジンが始動し、スカートが膨らむ
- 船体がふわりと浮上
- 後方へ滑り、推進エンジンで方向転換
- 海上を空港へ向けて加速。この独特の動きがとても面白いです。
■ 乗り心地
海面の白波が立つ状況でも揺れはほとんどなく、船酔いの心配はほぼありません。ただし、波がスカートに当たると横揺れが出ることがあります。その収まりが悪いです。
空港側には砂浜からそのまま乗り上げる形で到着。所要時間は約30分です。
■ 写真が撮れない“誤算”
「海面を疾走するホバークラフトを撮ろう」と思っていたのですが、乗っている本人は外から撮れないという当たり前の事実に、乗船後に気づきました。
■ エンジン音について
浮上用1基+推進用2基の計3基のエンジンが後席近くにあるため、音はかなり大きめです。私は好きなので気になりませんでしたが、興味ない方には少し騒がしく感じるかもしれません。
■ まとめ
子どもの頃の憧れだったホバークラフトに、ついに乗ることができました。昭和の技術が現代に復活し、実際に体験できたことが本当にうれしい一日でした。大分を訪れる際は、ぜひ一度乗ってみる価値はありますよ。





